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「変態、近寄るな。」

第4章 「変態と主人公のえんど」



イチャイチャしてると思ったのか、呼びにきた係員の人が「お早く」とだけ言ってドアを閉める。

妙な空気。


「まあオレ達の―――結婚式なんだから、まずいことなんてないんだけど。
恥ずかしいね、未琴ちゃんっ」

「なんだろうイラッとする」

「ぐほっぉ……っ。久しぶりだわこのか・ん・か・くぐはっ!?」




とりあえず新郎……変態を二回蹴ったあと、軽いやり取りをして部屋をでる。



「あ」


変態がふと会場のドアの前で足を止める。

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