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あいしてゆ

第16章 4人の秘密

そして、あっさりあたしを引っ張ってたやつをボコボコにしてしまった。

『ごめんね~。葉月ちゃんを巻き込むつもりは無かったんだけど、怖かったよね~?』

その人は帽子をとった。

「真樹…斗く……ん」

あたしは真樹斗くんに抱きついて泣いていた。

怖かったのと、安心して涙が止まらなくて思いっきり泣いた。

―――――――――

どれくらいの時間がたっただろ?

真樹斗くんはあたしが落ち着くまでずっと抱きしめてくれてた。

あたしが落ち着いたころにはみんな揃ってた。

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