ホントのキモチ
第1章 隣の席
ちょっと待ってよ…
私OKなんてしてない…
「はぁ?
女なんか穴さえありゃあみんな一緒なんだよ。
だから性欲処理には最適だっつってんの」
嶺井君のその言葉にみんなが一斉に笑い出す。
「梨紅ウケるんだけど~!
確かに穴だけあったら性欲処理だな!」
「俺もヤるだけならヤりてぇーんだけどっ!
次回せよ~っ」
先生はもう何言っても収まらないのを分かってかチョークを置いてオロオロとただ立っているだけ。
「回すのはダメだな!
俺だけの専属ちゃんだから~」
嶺井君は私の意見なんか聞かずに先に先にと話を進めている。