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ホントのキモチ

第1章 隣の席



「まじ誰か席交換しろよ」


嶺井君の言葉に誰も反応はせず…


不機嫌そうな顔で私の顔を見てきた。

ボーッと嶺井君の顔を見ていた私。


あきらかに目が合ってしまった。


「なに見てんだよ…

ブスが俺の顔見てんじゃねぇよ」


嶺井君はそう言うと睨みをきかせて…


「…ごっ…ごめんなさ…い」

私は謝って前を向いた。

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