無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ジャミル「何か以外と簡単に抜けられたな」



パルナ「もっと回りくどい道のりだと思ってた」



サフィア「今回はやや地形が簡単な場所だったから簡単に抜け出せたのさ」



そして目の前には今までとは比較にならないほどの寒さであった



気温－５０℃



ジャミル「遂に極寒の地、カミラ地帯に到着した、ここに氷花があるんだよな？」



サフィア「ここからは生存率５％の世界だ！深呼吸系に関わる呼吸は死を招くから気をつけろよ」



パルナ「ああ、覚悟はしている」



そして３人はいよいよカミラ地帯に入ったのであった



カミラ地帯は猛吹雪で前が向いてられないほどの吹雪であった



雪の量も腰の辺りまで来ていた



あまりにも寒くて動けなくなってきた



パルナ「ちょっとお前ら！」



しかし猛吹雪で声が届かない



そして少しパルナから離れただけでサフィアとジャミルの姿が見えなくなった



パルナ「もう俺……」



ガチガチッ



突然身体が凍ってきた



最後にパルナが見たのは目の前に女性がいたのである



パルナは氷の塊の中に閉じ込められた