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桜の夢

第5章 呼び出し

「席が前後だからって流星君の笑い顔っていうレアなものみて調子乗んないでよね!」


…え?

流星の笑う顔ってレアなの?

いつも笑顔じゃん。


「とにかく、恋愛感情無いなら流星君から離れて!目障りなのよ!」

「…分かった」


…とりあえず、誤解や不明点はいっぱいあるけど、一つ分かった。


「貴女達が流星を好きなことは良く分かった」

「それじゃ…」

「でもね…」


私は目の前の3人を見据えて言う。

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