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桜の夢

第5章 呼び出し


そのまま一直線に教室に戻ると、小百合が心配そうに待っていた。

そして説教をくらった。

私の制止を聞けとか、あんなのにのこのこ付いてくやつがいるかとか、エトセトラ、エトセトラ…。

いつもの小百合じゃなくて、何か言い返そうとすると「黙りなさい!」と更に怒られた。

流星が鬼って言ったのがよく分かったかも…。

可愛い小百合は何処へ…。

あらかた説教が終わったので、素直に、そして物凄く丁寧に謝る。


「小百合、本当にごめんなさい。もう勝手に着いていったりしません」

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