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わたしはその堅い物体を手に掴み、手を鏡から抜いた。

ドンッ　と重い不可が腕にかかる。

しまった油断した。

と後悔しつつその堅い物体を見つめる。

『『今日のターゲットは？』』

“あいつ”に問いかける

『如月夏樹（きさらぎ　なつき）お前のクラスメートだ』

「あーれまぁ。遂に知り合いですか？」

わたしは先程鏡の中からとりだした物体を眺め、今日初めて口に出して話した。