
Fire*Flower
第2章 an encounter
そして教室。
私達は家から出て学校に向かう時間がいつも遅いから
既に予鈴五分前だった。
私は席につき窓から外を見た
……ぉおっっっ!!
校舎に向かって凄い勢いで走ってきてるが人いる…
なんか面白い(笑)
誰かな?背高いな。
でも…顔は見えないなぁ…
私達一年の教室は四階建て校舎の四階にある。
だからまぁ…外にいる人の顔なんて見えなくて当たり前よね??
にしても誰かな?
転校生だったりして(笑)
まぁそうだとしても…窓から見てるだけじゃ
相手には見えてないだろうし…美味しくもなんともないですね(笑)
「悠里!」
「おぉ星華ぁどしたぁ」
すごい突然だな(笑)
「転校生来るって話は知ってるよね?」
「あぁそれは昨日隼介から聞いたよぉ」
「あんたらホント仲良いな(笑)まぁそれはいいとして←
転校生をどうやら目撃した人がいるみたいで!」
「へぇ…そうなんだ!どんなだったって?」
「なんかね!凄い長身イケメンだったらしいよ」
「まじ!隼介もそんなこと言ってたかも(笑)」
「あはは(笑)楽しみだねー♪」
キーンコーンキーンコーン
「あ、予鈴だ。じゃ悠里、星華席戻るね。転校生楽しみだね!」
「だねー!………てかでも星華彼氏いるじゃん?」
「何言ってんのー(笑)それとコレとは別ー!イケメンは眺めることに需要がある人もいるの!」
「そんなもん?」
「そーそ。まぁ悠里は好きな人も彼氏もいないから転校生に期待しなさい!(笑)」
「うん!長身イケメンに恋しちゃうかもぉ(笑)」
「あはは(笑)じゃ席戻るね!つかヤバっっ先生来たっっっ」
ダダダ
星華は急いで席に戻った
