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南の龍

第17章 やっぱ無理…


私は、そのまま日が昇ってきても寝れなかった。

初めてだった。眠くても寝れないなんて……。

私は、起き上がる気力も沸かず、ずっとベットの上でごろごろしていた。


時刻が10時に差し掛かったとき、することもなかったから輝にメールを送ることにした。

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To 荒木 輝
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熱大丈夫か?

昨日電話出れなくてごめん

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なんとも、女の子らしくないメールだと思いながらも私は送信ボタンを押した。

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