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南の龍

第5章 兄貴


今日は日曜日。

休みの日はほとんど家でごろごろしてる。

ちょっと暇だったりするけど暇くらいが丁度いい。

ダッダッダッバンッ

私の部屋のドアが勢いよく開いた。

私は、びっくりし過ぎて一瞬目が飛び出たんじゃないかと思った。

私の部屋の扉を開けたのは美春だった。

美春とは私の姉である。

今は、大学2年だ。

私と違って頭がいい。
だが何かネジが抜けているみたいだ。

と言うよりなぜ人の部屋の前でドタバタしてるんだよ。

近所迷惑だ。

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