
家政婦のミタです。………嘘です。
第33章 十一四
説明下手を承知してね。
長い目で見てね。
いや、なんかね、
水曜…木曜くらいだったかな。
国語の授業の時なんだけどさァ………
好きな人とクラスの男子(中村A)がふざけてたのよ、授業中に。
そんで、あーでもない
こーでもない
なんだかんだ言ってたのよ、授業中に。
そしたら、とある男子(中村B)がね、好きな人と中村Aにむかって、何故か
『二人とも浮気じゃん』
って、言い出したのよ
授業中に。半笑いで。
で、中村Bが
『でも、俺は中村Aのあの人よりも(私の)好きな人のあの人の方が可愛いと思う』
って言っててさ、
授業中に。半笑いで。
挙げ句の果てにクラスの男子(中村C)は
『あー、ばれちゃったね』
とか言うしさ、
授業中に。半笑いで。
絶対彼女いる感じじゃん
私の好きな人。
モウ、
私ダメカモシレナイ。
ア、ヤバイ。
眼カラカレーガ…………
