
犯される彼女たち
第8章 危険な宅配
どんっ!!
私は男を突き飛ばし部屋中を逃げ回った。
走って自分の部屋に入り、鍵を閉めケータイを探す。
やばい…
どうしよ…
助けて。
ドンッドン!!
ドン!ドンドン!!
「あけろ!!おい!なにしてる!!」
「あった!ケータイ!」
ベッドの枕元にあったケータイを手に取った時だった。
ダンっダン!!
男がドアを壊す勢いでぶつかってきた。
「いやっ」
あわててドアを押さえる。
パニックになり、電話のことなんてもぅ頭になかった。
ただただ今は
自分を守りたかった。
