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なんで..

第5章 心


いつもそばにいてくれたのはお兄だった。

でも幼稚園生だったし
寂しい気持ちは変わらなくて毎日「ママー、ママー」、「ママはいつ帰って来るの?」って泣いてた。

新しい父は最低な奴で
小さなことで喧嘩売って来た。

反抗すればすぐ暴力を振るう最低な奴。

今でも忘れない
幼稚園のある朝、あいつがドライヤーと一緒にママを地面に叩きつけやがったこと。

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