テキストサイズ

万引き少女

第2章 少女万引き犯

そう言って俺は咲に背を向けて歩き出した

「あ…ま、待ってメグ君!」

しかし不意に服の裾を掴まれる

「…なに?」

「…あ…そ…その…」

「…もうメグ君って呼ぶのやめて」

「え…」

咲が顔を上げた

「だからもう…メグ君って呼ばないで」
意味が分かったのか、咲がすぐに首を横に振った


「い、イヤだよ!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ