俺の彼女はエロリスト
第4章 特別授業
「してません。」
俺は内心かなり焦っていたが知らん顔をした。
「とぼけないで。
あなたの精液がベッドに散らばってるわ。」
「何で俺の精液って分かるんですか?」
俺は負けずに言い返した。
「あなたと神宮梨香さんが昼休み保健室を出るところを見たという目撃情報があるんだけど…。」
「…う゛っ」
痛いとこを突かれてしまい急に顔からポタポタと汗が流れる。
…誤ろう。
いつまでも言い訳を考えても仕方がない。
「すみませんでした!」
俺は深々と頭を下げた。
「でも学校内でこんな性的行動する何て…良くて停学ね。
まぁどちらにしろ内申には響くわねぇ。」
まずい…。
でも今は逃げた方がいいよな?
「俺、塾があるんで帰ります。」
適当に言い訳して俺は保健室を出ようとする。
「神宮梨香さんの内申にも響くわねぇ…。」
え?
梨香の内申も?
ただでさえ梨香は成績悪いのにそんなコトされたら大変だ。
「梨香の内申だけは下げないでやって下さい。」
俺は美千華先生を睨んだ。
「そんなの困るわぁ。
でもまぁそこまで言うなら仕方ないわね。
じゃあ実九流君が私の言うコト何でもすると言うなら考えてやってもいいわよ。」
まぢ!?
こんな簡単なコトでいいのか?
「はい!
何でもします!
ありがとうございます!!」
俺は笑顔で先生にお礼を言った。
ただ先生があんなコトを言う何て思ってもみなかった。