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妄想真逆傾向

第1章 喧嘩少年

そう思いつつも俺の体は動いていた

-『バキッ』

え…?

「はい、メール作成完了、あとはここにタッチするだけだけど」

俺は…地面にひれ伏していた


「っ…待て!」

「…」

指を止める彼女、そして俺の方に視線を移す

「…な、何なんだお前!」

彼女は、俺が飛びかかる動きに合わせて脚をかけてきた

フェイントも入れたのに動きを完全に見切るようなやり方だ…

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