テキストサイズ

彼はセフレ。

第26章 バランス

無愛想なシュウ。


あたしが相手だからだね。



寄りかかり、肩に顔をうずめる。




―これで最後。




思うと悲しくて涙で視界がぼやける。



言わなきゃ。

もう逢えなくなるのだから。

あたしの気持ちを。




「シュウ。好きだよ」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ