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彼はセフレ。

第17章 想

何度かよりを戻した。


でも毎回あたしは何も言葉にしなかった。


いっぱい泣いたんだよとか、ずっと好きだったとか、なんで嘘ついたの?とか、どうしてまた戻って来たの?とか…。


言いたいことも聞きたいこともたくさんあった。


でも実際は…ただ何事もなかったかのように笑っているだけだった。



それがいけなかったのかもって、今は思うけれど今更遅いよね。

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