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彼はセフレ。

第18章 1人

誰かの心の奥など見えるはずない。


あたしの心の闇も、その子の心の傷も。


あたしが辛くても笑っていれば、その影すら他人には見えない。



死にたがりのあたしも、生きようと思う今がある。


誰でもきっと、生きたいと思う日が来ると思う。


死にたいと思う日があるのと同じように。

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