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大嫌い…大好き~lastlove~

第1章 一週間



「涙くん?」

なかなか離してはくれない北村涙


『…今離したら…お前はもう戻ってこない気がする』


弱々しい声。

私は抑えきれなかった…


「一緒に…一緒にいるから…
涙くんと一緒にいるから」


彼の背中に手を回した。

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