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君~タイセツサト、トウトサ~

第5章 第四章

郁-Iku-

俺は美成子の家の前にきた

不意に鍵が開いてることに
不安を抱いたが入っていった

美:「んぁ…」

ん??
今のは…美成子の声?

俺は猛スピードで
階段をかけあがり
美成子の部屋に入った

郁:「っつ!!」

目の前の状況に俺は息をのんだ
俺の愛しの美成子と
やっと分かり合えたサンが

美成子を犯している

郁:「てめぇ…っ  
  何してんだよ!!」

俺はサンをぶんなぐった

サンが殴った衝撃により
床に倒れて
繋がっていた所がぬけた
その瞬間背筋が凍りついた

美成子の大事なところから
サンの物だと思われる
白い物が出ていた。

ちくしょう、ちくしょう。

俺は美成子の元へ駆け寄り
指を中にいれ
白い物を出した

美:「んぁ…あんっ」

こんな甘ったるい声出すんだな
それを全部聞いたのか?

無性に腹が立った

秀:「お前こそ何しに来たんだよ」

強気になってるつもりだが
声が若干震えている
美成子にしたことの罪悪感のせいだろうか?

郁:「俺はやっと大切な物に
  気づいたんだよ!!」

そう言った瞬間
美成子が口を挟んだ

美:「郁の気持ちは嬉しいけど
  もぅ遅いよ
  二人とも帰って」

郁:「でも…」

美:「早く…
  早く出てって!!」

秀:「!!」
郁:「!!」

初めて怒鳴った美成子をみた
目に涙を溜めて
必死に訴えてる

俺達はしぶしぶかえった

帰る途中我慢できなくなり
サンを殴ってしまった

俺はもう一度美成子の家に戻り
美成子を探した

シャァァァ

風呂か。

ガチャ

衝撃を受けた
美成子の体中から血が出ていて
美成子の顔はシャワーでも隠しきれない程の
涙でグチャグチャになっていた

郁:「美成子…」

俺は美成子にそっと近づいた

美:「やだ!!
  こないで!!」

そんな言葉を無視して
俺は美成子を抱き締めた

美:「もぅ遅いよ…」

郁:「悪かった」

美:「もぅ汚れちゃった」

郁:「んなこと気にしない」

美:「郁…
  ずっと待ってた……」

郁:「あぁ…もぅ絶対離さない」

美:「ぅわぁぁぁん」

本当にはなしてやんねぇ

その前に俺がんばって
生きねぇとww

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