tall love
第3章 放課後 悠騎side
「席あいてるよぉ!!」
能天気…。
自分が可愛くて
スキだらけなのが
わかってない…。
そろそろ自覚してほしい…。
ナンパされやすいんだから…。
まぁナンパしてくる奴らは
私が全員ぶっ飛ばすけど(o^∀^o)
「ねぇ、君可愛いね。この後俺らと楽しいことしない?」
早速ナンパかよ(ノ△T)
しかも赤髪にピアス…。
チャラい。
「えっ!!すみません。私、友達と遊んでいるので…。丁重にお断りさせていただきます。」
丁寧すぎる断り方!!
ナンパに対して
こんなに丁寧に謝る人は
世界中を探しても
桜姫ぐらいだと思う。
しゃーない!
私も行くか!!
「まぁ、そういう訳でナンパなら他あたってくんない?」
私が出てくると
おとなしく
引き下がった。
じろじろ
こっち見てんのが
気にくわない。
でも気にしない、気にしない。