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リンクの恋説ムジュラの利用

第8章 クリミア編最終話 貞操


「月?」


「みんな、あの月のことを恐れている。でも私はね、あの月が大きくなってくる度に安心するの。この皮肉を終わらせてくれる存在、アンジュとカーフェイ、私を平等にしてくれる存在と。」



クリミアさん、少し荒れてきてる。


「俺が、あの月を消したら怒るかい?」


「ぷっ、リンク君って面白いね。怒らないよ、そうなったらアンジュとカーフェイの事を祝福するわ。」



「そっか、ならいいんだ。ただ、心配だったんだ。」



「心配?」

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