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第10章 ルル編第1話 Voice

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「ルル!」



岬につくと、ルルのジャパスが待っていた。


2人ともこんな夜中なのに寝てないんだな。



「み、ミカウ、無事か!?」



「ああ、卵もほら取り返してやってぜ!」



俺は2人に見せつけるようにやった。



「やったなあ!!」


ジャパスは柄にもなく興奮している様子だ。

「あ、あとミカウ、さっきは熱くなっちまってすまなかった。俺戦えないから、情けねーけど、唯一頼れるお前がアレだったからつい。」


まあ、気持ちは分からんでもないな。



「いや、気にすんなよ。それだけお前はルルを大切にしてくれようとしてんだからさ。ありがとう。」

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