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第12章 ルル編第3話 heart



「カーニバル、無事開けるといいな。」



ジャパスが呟いた。


「なんで?」



ルルがたずねる。



「あの月とかいうやつ、落ちてくるって噂だぜ?」


…。


「落ちてきても平気。」



え、






「だって、わたしのそばにはミカウとジャパスがいるもん。」


「ふっ、だな。」





ダル・ブルー、風のさかな、たとえ月が落ちてしまっても、壊せない伝説が、ここにあったのだった。

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