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リンクの恋説ムジュラの利用

第2章  楽器


「だって、アンタばかじゃないの?!今日死ぬかもしれないのよ!」


なんだこいつ、泣いてるのか。

「泣いてるのか?」


「泣きたくもなるわよ。最後の3日間をこんな意味わかんない奴と過ごすなんて!!」


ふふ。俺は思わず笑ってしまった。

「な、何がおかしいのよ。アンタだって嫌でしょ?初めてあった妖精と最後なんて。」


「口の割には弱いんだな。俺が前に一緒にいた妖精はどんなときでもどんな状態でも前向きに諦めず俺をサポートしてくれた最高の友達だったぜ。」

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