
××UnderDiary
第7章 戌原西地区の便利屋
「うそうそうそうそ……」
性欲に身を任せて一度達した後、悠理は凄まじい嫌悪感と罪悪感に襲われていた。
まずは薬の効果が切れてしまっただろうこの時間に、自らの躯を慰めてしまったこと。
二つ目に永井たちも使う浴室で淫らなことをしてしまったこと、だ。
――シャワーヘッドはかなり洗ったけど……ごめんなさい永井さん本当にごめんなさいっ。
そんなわけで項垂れに項垂れている悠理は現在。
戌原西地区の便利屋こと『Under Dogs』のビル、3階の廊下で膝を抱えて壁にもたれかかっていた。
タオルで顔を完全にかくしたまま、白のカッターシャツにショートパンツというラフな格好で「うそうそうそ……」と呪詛のように呟いている。
性欲に身を任せて一度達した後、悠理は凄まじい嫌悪感と罪悪感に襲われていた。
まずは薬の効果が切れてしまっただろうこの時間に、自らの躯を慰めてしまったこと。
二つ目に永井たちも使う浴室で淫らなことをしてしまったこと、だ。
――シャワーヘッドはかなり洗ったけど……ごめんなさい永井さん本当にごめんなさいっ。
そんなわけで項垂れに項垂れている悠理は現在。
戌原西地区の便利屋こと『Under Dogs』のビル、3階の廊下で膝を抱えて壁にもたれかかっていた。
タオルで顔を完全にかくしたまま、白のカッターシャツにショートパンツというラフな格好で「うそうそうそ……」と呪詛のように呟いている。
