
大好き…なのっ
第2章 とりあえず
「とにかく!まずはイケメン君探しだっ!」
掃除を終えて2人で学校近くのカフェでお茶しながら私は言った。
「よーしっ私も協力するよっ!」
「ありがとー♪あってかさ、凜部活決めた?」
宮枇ヶ丘高校は強制的に部活に入らなくてもいいのだが、私は部活が一番の出会いの場だと思っていた。
「ん~…まだ。迷ってるって感じ。緩奈は?」
「私はダンス部にしようと思ってるの!」
「へぇー。じゃあ私もそうしよ。」
えっ!?そんな簡単にいーんかい…(汗)
「じゃ…じゃあ明日一緒に見学に行こう?」
「うんっ。楽しみだね♪」
そういって紅茶を啜りながら凜は笑った。
まぁとりあえず、出会いだよねっ
