テキストサイズ

2人のBirthday

第2章 入学式

「ヒロくんとレンくんよっ!」

「同じクラスなんて嬉しいんですけどー」


教室に入るなり女子たちの声…


まぁ慣れては、いるけど…あまり騒がれるのは、好きじゃない。


反対にヒロは、さっそく女子達に溶け込んでいた。


僕は、自分の席へ向かった。


僕の席の隣には、目が大きく、髪がショートの可愛らしい女の子が座っていた。


癖っ毛なのか、わざとなのか分からないが、肩にあたる毛先がくるんとハネていた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ