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おふろを上がってから
ふたりは久しぶりに一緒に寝ようとした
まだ九時頃だったが二人は早くベッドに入ることにした




「こーくん、ほらほらおいで！
おねーちゃんと一緒にねよ？」



姉は自分のとなりをポンポンと叩きながら弟を呼んだ




「………いーよー」





さっきのことがあってからか、
弟はそっけない態度をとってきた





「ねー、なんかおこってるの？
つめたくしないでよ～」




姉は弟に冷たくされるのが一番きらいだ




「……………………。


あのさ、お姉ちゃん。

もうあーゆーことするの止めようよ」





「え、、、

…でもこーくんうれしそうだったじゃんっ♡」


弟のこわい態度に気付きながらも
明るく振る舞う姉



「だって、僕たち姉弟なんだよ？！

こういうことはしちゃだめなんだよ…」



「こーくん…」