秘密の花園
第5章 七瀬と未来ー友達ー
「七瀬のハンバーグ美味しそう♪」
「やらないからな」
「ちぇー…けちー…!」
「本多の弁当美味そうだな」
「!」
「ほ、本当ですか??」
「実はこれ手作りなんです…♪」
「手作り…凄いな」
「っ…心のだって手作りだもん……!」
「心のは毎日見てるからな」
「あ、あの…良かったら食べます??」
「いいのかよ?」
「はいっ♪」
「じゃあ遠慮なく…」
ヒョイ…パクッ
「お、美味いな」
「ありがとうございます!//」
「アタシのも食べるか?」
「いいんですか?」
「あぁ、好きなの食べていいぜ」
「じ、じゃあこれを…♪」
パクッ…モグモグ
「!」
「ちょっと七瀬!」
「ん?」
「心の時はやらないって言ったのになんであの子にはあげるの?!」
「なんだよ、ハンバーグぐらい…」
「……もういい…、七瀬のバカ!」
スッ…タタタッ…ガチャ…バタン!
「あ、おい心!」
「……ったく…」
「すいません、私がハンバーグ食べたせいで…」
「いや、本多は悪くねーよ、だからそんな顔すんな」
ナデナデ
「…はい…///」
「んじゃあちょっと心のとこに行ってくるな」
スッ…ガチャ…バタン
………………
心さん…怒ってました…
やっぱり私が入ったからなのでしょうか…
はぁ……