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第3章 原因

涼太の姉の働く病院に
連れてこられた私

「愛華(マナカ)が居るけん、安心しぃよ」

「はぁ~」

ため息混じる
最初から、聞いとけば
違う病院にしてた







一通り婦人科検診を終え

問診室に


「佳菜ちゃん、お久しぶり」

げげっっ姉ちゃん
私結構ニガテなタイプでして
強引と言うか、お節介と言うか
姉ちゃんペースに引き込まれるんで

「よろしくお願いします。」

顔ヒキツってないよね

「不妊治療には、旦那も必要だけん、涼太も呼んだよ。もう、来るけ」

「・・・お手数かけます」

「いいんよ。可愛い弟の為だけね」

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