テキストサイズ

あなたへ

第5章 埋まらない溝

溢れる思いが
一気に爆発した

「帰ろう。佳菜子おらんと、なんも出来んけ」

「分かった」




久々に手をつないで帰った

「旅行行こーや」

「へっ」

「仲直り旅行!」

「行きたい。ありがとう」



涼太の飲み歩きは収まった

普段より
遅くなるときは必ず、連絡を
入れるようになった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ