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感情

第6章 動く…

今日はもう寝よう
また明日
考えるの
――次の日――
お母さん〔おはよう。菜李〕

「…。お…はよ…う」
怖かった
生んでくれた
両親も
ただの恐怖の固まりでしか
なかった
でも
黙ってた
言えば
何されるか
わからないから

お父さん〔菜李〕
ビクッ
「な…に」
お父さん〔扉の前で何してる〕
〔通れないから早く中に入ってくれ〕
「…うん」

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