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『まず…両腕だして』

瑛斗に両腕を差し出すと、

紐でぐるぐると手首に巻く。

「なっなにするのー！？」

瑛斗の顔は笑顔。

怖いくらいの笑顔。

紐を結び、ほどけないぐらいガッチリと縛られている。

そこからもう一本紐を通し、カーテンのレールに結んだ。

あたしの腕はぷらーんとぶら下がっている。

そして、目隠しをされる。