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君と僕。

第9章 関西弁の転校生





シーン……



静まり返る教室と
固まるクラスメートたち


ヒクヒクっ


私は口の端をヒくつかせる。


「?」と、言う表情をしている嶺。



多分、この瞬間
うちのクラスメートたち全員はこう思ったであろう





「終わったな」


と。




ぷるぷる……


拳を震わす私





「嶺のぉぉ…………馬鹿ヤロぉおぉぉおぉ!!」



私は全力で机を投げた



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