テキストサイズ

君と僕。

第11章 迷路





はぁ....




今日1日の学校が終わった。私は今、家に向かっている途中


しっかり散った桜並木が続く道をゆっくりゆっくり下って行く。


今は5月。



ガチャ...


「ただいまー」


「おかえり」



げっ、生意気な小僧だ(凌の事)


「今、『げっ、生意気な小僧だ』って思ったろ」



!!!?∑∑∑



こいつエスパーかぁ!?
それとも人の心が読めるのかぁ!?



「…………図星、か。」


ギクッギクッ



「もろ顔にそう書いてあんだよ」


「へ!?」



顔を触る



「馬鹿じゃねーの」



なっ∑
む、むかつくぅ!
お前仮でも弟だろーがよぉぉぉ
何秒かの差だけどね


ストーリーメニュー

TOPTOPへ