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君と僕。

第1章 キス




「ほらっ、行こ?♪」

「おぅ」


満開な桜の坂道の下
私達は歩いて行きます


「もう中学も今年で終わりかぁー、案外短いもんだね…」


「はっ、何婆臭い事言ってんだよ。…あっ、婆か」


鼻で笑う凌。


こ、こいつぅぅぅ~!


「婆じゃないしっ!ホントあんたムカつくわねっ!!」


ムキィー。
と私が怒ると


「はっ、ガキかお前は。そー言うムキになるとこがガキなんだよ」


また鼻で笑って馬鹿にして来やがったぁぁ!?


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