
チャラいギャルはどこまでも??
第4章 苦いビールは莉架の媚薬!?
「…好きだって言ったら?」
「……殺す」
こえー…
「あー…そういやお前、莉架のこと好きなんだっけ?昔から」
「…いいから質問に答えろよ」
俺は大和の向かいのソファに座って
チューハイの缶を開けた。
「…あいつは俺のだからな」
チューハイを喉に流し込んだ時に見えた、歪む大和の顔。
「…どういう意味だ」
「まんま。あいつの処女は俺が奪った。キスマも残してるしー」
「……抱いたのかよ」
俺の明るい口調が気に入らないのか
大和は頭を手で抑える。
