
チャラいギャルはどこまでも??
第6章 交際スタート
大和side
やべ…
歯止め効かなくなるとこだった…。
「んにゃ…」
莉架は俺の膝で眠り始め、
俺はずっと見つめながら頭を撫でていた。
…襲ってしまいそうな自分が憎い
莉架はまだ愁を忘れてない
だから、
無理やり抱くのはだめだと
思ったから、
莉架が「したい」って言うまでは
我慢しようと思っていた。
けど、さすがにきついな…
まぁ、こういう時の俺を
現実に戻してくれるやつがあるんだけど。
「………愁……………」
俺といるのに愁の名前を寝言で言う莉架にいつも切なくなるんだ。
