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紙ヒコーキ

第1章 prologue


青い空へと放った白い紙ヒコーキは、ゆらゆらと飛んで、あなたの元へとたどり着く。



もし、あの日、あなたがあの場所にいなかったなら、

もし、あの日、わたしが紙ヒコーキをとばしていなかったなら、


今が、こんなにもしあわせだと感じることは、きっと、できなかったのだろう。



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