早春
第2章 ロスト…童貞…
“は???
えっと…???
ちょ…
ちょっと…それは…”
私は匡一の言っている意味がよくわからなかった。
いや…意味はわかっている。
ただ、それが理解できない…
“俺、実はまだ童貞なんっすよ。
で、今度大学行くんだけど…彼女と別々の大学で…
俺、県外だし、彼女地元で…
で、彼女、離れる前に一度抱いて欲しいって言いだしたんです。
俺、すっげー嬉しくって…いっぱい抱いてやりたいんだけど…
俺、童貞だから…自信なくって…
お願いします!俺をオトコにしてください!”
イヤ…キミの気持はよくわかる…わかる…が…どうして頼む相手が私なの?
えっと…???
ちょ…
ちょっと…それは…”
私は匡一の言っている意味がよくわからなかった。
いや…意味はわかっている。
ただ、それが理解できない…
“俺、実はまだ童貞なんっすよ。
で、今度大学行くんだけど…彼女と別々の大学で…
俺、県外だし、彼女地元で…
で、彼女、離れる前に一度抱いて欲しいって言いだしたんです。
俺、すっげー嬉しくって…いっぱい抱いてやりたいんだけど…
俺、童貞だから…自信なくって…
お願いします!俺をオトコにしてください!”
イヤ…キミの気持はよくわかる…わかる…が…どうして頼む相手が私なの?