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BL短編集

第8章 韓国人×日本人


「……最初は…一目惚れでした。彼女さんに振られて、やつれている顔だったけど…とてもかっこよくて。相談に乗っていたら、いつの間にか泣き始めてしまった貴方が狂おしいほど愛しく感じて。男のほうが…って聞いたときもう押さえきれなくなって……ごめんなさい。こんなの気持ち悪いですよね」



必死に謝るソンギュ




俺もこんな短時間で惹かれていた

俺は口を開いた

「………俺も…………貴方に惹かれているよ。だから…その……謝らないで……」


下げていた頭をいきなり上げるソンギュ

「……本当に?」


不安そうに俺を見つめる眼



どちらからともなくそっと近付き、そして口づけた

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