
BL短編集
第12章 バイブプレイ
「気持ちいいです…もっとください…」
笑みを浮かべたまま斉藤さんは
「初めての癖に……淫乱」
その言葉さえも快感を覚える
「バイブはどこがどうだから気持ちいいの?媚薬は?ちゃんといって?それによって買うか買わないか決めるしさ」
恥ずかしい気持ちもあった
しかし快感には負けてしまう
「…んぁ……バ、バイブは…振動が……僕の胸に当たって…っあ……気持ちいいですっ……んぁあっ……媚薬は…斉藤さんが発する声とかっ…ぁ…が気持ちよく感じますっ」
「いい子。でもねー胸のどことか言わなきゃわかんないなー。あとはー媚薬のせいで俺の発する声が気持ちよく感じるっていうけど、それは君がドMだからじゃないの?」
笑いながら斉藤さんはいう
全部が快感で、もっと言ってほしくて……僕のドMを実感していった
