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時間割りを配布します。

第4章 二時間目:家庭科・前



「……専属のコックならいるが」
「はい?!」

とんだ爆弾発言だな?!
と、そこで谷君は目を細めて、言った。


「冗談だ」


―――何がしたい?

結局、匙を投げた。

みんなも驚いてんじゃないか。
私はスルーして、指示を出した。
あ、私、班長です。


「えーと、山田君は、食材持ってきて。持ってきたら肉の分量量って。よろしく。
斎藤君は道具を持ってきて。確か料理得意だったよね。てか何でもできるよね。よろしくー。
で、田中さんは―――」

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