時間割りを配布します。
第2章 一時間目:数学・前
この先生も私がいう「あいつら」に含まれていたりする。
さて、「あいつら」だが。
あいつらというのは、私に何かしら構ってくる5人の男のことだ。
それもみんな顔がいいんだから、手に負えない。
「はあ……」
「やめなさいと言っているでしょう」
「……(スルーで)」
最初に構ってきたのは、誰でもないこの鬼畜……先生様だったりして。
今している数学の教科係の仕事を、無理矢理決められたのだ。
ああ、今思い出しても腹が立つ……―――。
その時だった。
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