
可愛いメイドの愛し方
第1章 メイドのしつけ
「んー、ちょうどいい感じかな。
これだけ引っ張っても見えないし。あとは、帯を解いてからのお楽しみ、ってやつ。
でも、右がいじりにくかったら駄目だしな」
今度は右襟を引っ張られた。
何をされるのかわかって、水菜はケイの手を押さえようとする。
その瞬間、浴衣がはだけた。
「おや」
ケイの楽しそうな声が後ろから響いてくる。
水菜はうつむいたまま、振り返れない。
絶対に、持っていようと思ったのに。
右の乳首をいじられる、と思ったら、怖くなって、これ以上触られたら、自分がどうなるのかわからなくて。
思わず、手を離してしまった。
きっと、ケイにも見えている。
水菜自身が形を変えているのが。
「乳首だけでたったのか?」
