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愛してる

第2章 抑えられない気持ち




図書館に着いた。

携帯電源切らないと……


彼はいつも上の階の自習室にいる。
後ろから3番目の左から
4番目あたりにいつもいるの。



彼は集中していて私には全然気づかない。


邪魔しないように私は彼より後ろの列に座る。

横顔がバッチリ見える位置。私の特等席。



カバンの中から文庫本を取り出す。

読むフリ(笑)


私は彼の横顔にくぎ付けになる。


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