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か け ら

第1章 桔梗

夕暮れの紫の空
見上げ涙流した
あなたが笑いかけた そんな気がした


ここにあなたはいない
そんなことわかっているのに
あなたの声も香りもぬくもりでさえ 忘れられないままで…


あなたの生きていく世界が幸せで溢れるように
近くにいることはできないけど

ここから桔梗の花に
祈っています


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